一定時間停止した場所にウェイポイントを作成する

轍には写真とGPSログを照合してウェイポイントを自動作成する機能がありますが、写真を撮影していないと利用できません。しかし、何らかの興味を持った場所というのはたいていしばらくの間、足を止めていることが多いものです。このことを利用して、一定時間止まっていた場所を自動的に抽出し、ウェイポイントを作成することができます。

ウェイポイントを自動作成するには、まずトラックタブを開き、対象とするトラックを右クリックして表示されるポップアップメニューから「停止ポイント作成」をクリックします。

stoppoint_do.png(36934 byte)

すると次のようなダイアログボックスが表示されます。

stoppoint_dialog.png(3045 byte)

ここで「最低速度」とは、これより低い速度を停止とみなす限界のことをいいます。単位はキロメートル毎時で指定します。小数点付きで入力できます。これは移動手段によって適切な値を設定して下さい。

「最短停止時間」とは、「最低速度」以下の状態が継続する秒数をいいます。ここで指定した秒数より長い時間、「最低速度」以下の状態が継続した場合にウェイポイントが自動作成されます。あまり短すぎると誤検出が多くなるので、ある程度長い時間を設定して下さい。

抽出条件を設定したら、[OK]ボタンをクリックします。その後ウェイポイントタブを開くと、自動抽出された停止場所に対応するウェイポイントが作成されたことを確認できます。

stoppoint_waypoint.png(24699 byte)

この後マッププレビューで確認し、不要なウェイポイントが作成されていたら適宜削除して下さい。

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