インストール
インストール
ダウンロードしたファイルを解凍して適当なフォルダに展開して下さい。プログラムファイルは"wadachi.exe"となっていますので、エクスプローラなどからダブルクリックすればアプリケーションが起動します。必要に応じてショートカットを作成して下さい。
2023年6月15日以降、国土地理院のサーバーがSSL化されたのに伴い、「標高書き換え」機能を利用するには別途OpenSSLライブラリをインストールする必要があります。
下記のURLにアクセスして最新版のOpenSSLライブラリをダウンロードして下さい。
openssl-VERSION-i386-win32.zip (32bit用)
openssl-VERSION-x64_86-win64.zip (64bit用)
※VERSIONにはバージョンナンバーが入ります。
64bit版Windowsでは両方ともダウンロードする必要があります。
zipを展開してできるlibeay32.dllとssleay32.dllをWindowsのシステムフォルダにコピーします(管理者権限が必要です)。
(32bit版 Windowsの場合)
C:\Windows\System32 の下に32bit用のlibeay32.dllとssleay32.dllをコピー
(64bit版 Windowsの場合)
C:\Windows\System32 の下に64bit用のlibeay32.dllとssleay32.dllをコピー
C:\Windows\SysWOW64 の下に32bit用のlibeay32.dllとssleay32.dllをコピー
以上でうまく行かない時はPCを再起動して下さい。
OpenSSLライブラリのバージョンによっては動かない可能性があります。動作確認は下記のバージョンで行いました。
openssl-1.0.2u-i386-win32.zip
openssl-1.0.2u-x64_86-win64.zip
轍のインストールフォルダに古いlibeay32.dllとssleay32.dllが残っていると動かない可能性があります。必ず削除して下さい。
インストールに関する注意事項
ZIPに格納されているファイルはすべて同じフォルダに展開して下さい。一つでも足りなかったり、別のフォルダに移動したりすると正常に動きません。
インストールした後にフォルダ名を変更したり、別のフォルダに移動したりすると「JavaScriptのテンプレートが見つからない」エラーが発生することがあります。その場合、後述する方法で"wadachi.ini"ファイルを削除して下さい。
最初の起動時にWindowsから警告メッセージが表示されることがあります。これは新しいソフトウェアがマイクロソフトに認識されていないため、未知のソフトウェアとしてユーザーに注意を促すものです。ウィルスなどの危険性はございませんので、「詳細」をクリックして次の画面で「実行」を選択して下さい。
アンインストール
レジストリは使用しませんので、インストールしたファイルをすべて削除するだけでOKです。.wdfファイルに関連付けを行っている場合はメインメニューから関連付けを解除してからアンインストールして下さい。
バージョンアップ
従来のバージョンを上書きインストールして下さい。テンプレートのタイムスタンプが新しくなっている場合、標準のテンプレートファイル"template.html"や"style.tpl"も最新版に置き換えないと正しく出力が行われませんので必ず上書きして下さい。テンプレートをカスタマイズしている場合は上書きされないようにバックアップを残しておいて下さい。
設定保存ファイルについて
アプリケーションを少なくとも一度起動して終了すると、設定保存ファイル"wadachi.ini"が自動的に作成されます。このファイルは通常以下のフォルダにあります。
C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Wadachi
別のPCに従来の設定を引き継ぎたいときなどは"wadachi.ini"を所定のフォルダにコピーして下さい。また完全に初期状態に戻したいときは"wadachi.ini"を削除してからアプリケーションを再起動して下さい。
「JavaScriptのテンプレートが見つかりません」エラーが発生したときの対処
上記の現象に関しての問い合わせが非常に多くなっております。以下の説明をお読みになって対処して下さい。この件に関して質問されても一切お答えしません。
上記のエラーは展開したファイルが欠損しているか、あるいはインストール後にフォルダを別の場所に移動したときに起こります。とりあえず一旦フォルダごと削除して、もう一度インストールを試みて下さい。インストール後にフォルダを移動したり、名前を変更してはいけません。
それでも解決しない場合は、上の「設定保存ファイルについて」の説明にしたがって"wadachi.ini"を削除して下さい。