ファイルの説明

インポートできるファイル

本アプリケーションのインポート機能で取り込めるファイル形式は下記の通りです。

GPX

GARMIN社が提唱する汎用のGPSデータ交換フォーマットで、拡張子は .gpx です。ウェイポイント・ルート・トラックすべての情報を含むことが可能です。

最近のGARMIN製GPSデバイスではUSBマスストレージ経由で直接GPXファイル取り出すことができます。またスマートフォンのGPSロガーアプリでもこの形式でエクスポートできるものが増えています。

KML/KMZ

Google Earthで直接表示できる地理情報データフォーマットです。Ver.3.90以降で読み込みに対応しました。ただしすべてのKMLファイルが読み込めるわけではありません。今のところMy Tracks、地図ロイド、ルートラボ、gpsPhotoTagger、Googleマップのタイムラインから出力されるKMLで読み込めることを確認しています。

Googleマップのタイムラインから出力されるKMLには開始時間と終了時間しか記録されていないため、中間の経過時間は距離と平均速度から計算して均等に割り当てています。したがって途中の経過時間は正確ではありません。

PCX5

旧世代のGARMIN社のマップソースソフトウェアで用いられていたフォーマットです。ウェイポイント(.wpt)、ルート(.rte)、トラック(.trk)の3種類があります。

NMEA

GPSが吐き出す生ログをそのまま記録したフォーマットです。拡張子は .log, .nmea, .nme, .gps, .rmc に対応しています。現在、ソニー製GPS-CS1K、Wintec製WBT-201、GiSTEQ製PhotoTrackrで読み込みを確認しています。

TCX

GARMIN社のForeAthleteやEdgeシリーズなど、アスリート向けGPSに添付されているTraining Centerが出力するファイルフォーマットです。

エクスポートできるファイル

本アプリケーションのエクスポート機能で出力できるファイル形式は下記の通りです。

HTMLファイル

オープンストリートマップを表示するためのHTMLファイルとJavaScript、画像群がまとめて出力されます。付随するファイルは"HTMLファイル名_files"フォルダ以下にすべて出力されます。Webサーバーにアップロードするときは必ず階層関係を保ったまま転送して下さい。階層関係が崩れるとマップや画像が表示されません。

APIの仕様により、出力される文字コードはUTF-8となっています。サーバーにアップロードする際にはコード変換しないでそのまま転送して下さい。UTF-8に対応していないテキストエディタで開くと文字化けしますのでご注意下さい。

GPX

GARMIN社が提唱する汎用のGPSデータ交換フォーマットで、拡張子は .gpx です。ウェイポイント・ルート・トラックすべての情報を含むことが可能です。

KML/KMZ

Google Earthで直接表示できる地理情報データフォーマットです。拡張子は".kml"です。写真などのファイルは"KMLファイル名_files"フォルダにまとめて出力されます。また付随するファイルを一つにまとめてKMZファイルにすることもできます。その場合の拡張子は".kmz"となります。KMZでは単一のファイルで表示できるため、メールなどでデータをやりとりする際に便利です。

データファイル

本ソフトウェアで編集したデータは専用のデータファイルに保存して再利用することができます。トラック、ルート、ウェイポイントの全データ、および各種設定がすべて保存されますので、次に読み込んだときも同じ状態を再現することができます。トラックは間引き前の全データが保存されます。拡張子は.wdfを使用します。

バージョン3.45以前で使われていた.tour形式は読み込みのみ行うことができ、.tour形式での保存はできません。

テンプレートファイル

バージョン3.40よりテンプレートの構造が大幅に変更されました。これまで"template.html"にスタイルシートとJavaScriptがすべて埋め込まれていましたが、スタイルシートのテンプレートは"style.tpl"に、JavaScriptのテンプレートは"leaflet.tpl"にそれぞれ分離されました。これによりテンプレートを独立してカスタマイズしやすくなりました。

プログラムファイルと同じフォルダにある"template.html"がデフォルトのHTMLテンプレートファイルです。このファイルにはHTMLを出力する際の基本的な枠組みが記述されています。レイアウトを変更したり、独自の文字列を追加したりすることができます。「著作権表示」以外の部分は自由に編集することができます。編集は原則として行単位で行い、コメントで囲まれた特殊タグの部分は変更しないで下さい。なおテンプレートファイルを選択することもできますので、デフォルトのテンプレートは残したままで別名で作成することをおすすめします。

"style.tpl"はスタイルシートが定義されていますので、色や文字サイズなどを自由にカスタマイズすることができます。
"leaflet.tpl"にはLeaflet APIを呼び出すための重要な関数が定義されていますので、不用意に編集すると動作しなくなる恐れがあります。JavaScriptの知識がある方以外は触らないで下さい。

プロフィールマップ画像ファイル

プロフィールマップ表示を選択すると、"HTMLファイル名_files"フォルダが作成され、その配下に0から始まる通し番号が付いた拡張子".png"のPNGファイルが自動的に生成されます。必ず階層構造を保ったままHTMLファイルと一緒にアップロードして下さい。

初期設定ファイル

初期状態では存在しませんが、一度でもアプリケーションを起動するとユーザーフォルダ内に自動的に"wadachi.ini"ファイルが生成されます。このファイルにはアプリケーションの各種設定が保存されています。設定の保存はアプリケーション終了時に行われます。次回起動するときには前回の設定がそのまま再現されます。初期状態に戻したいときは、"wadachi.ini"ファイルを削除して下さい。

"wadachi.ini"ファイルは通常"C:\Users\アカウント名\AppData\Roaming\Wadachi"フォルダにあります。

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