[詳細設定]ダイアログ
このダイアログでは普段ほとんど変更する必要のない項目について設定を行います。一般的な使い方であればデフォルトのままでほとんど問題ありません。
[タイムゾーン]
グリニッジ標準時(GMT)とローカル時間との差を設定します。日本時間であれば+9時間00分です。時間は±12時間まで、分は15分単位で設定できます。
[停止とみなす速度]
ログ解析において停止とみなす最大の速度を設定します。ログ解析への影響は次の[最小停止時間]との組み合わせで決まります。単位はkm/hで、浮動小数点数で指定できます。
[最小停止時間]
ログ解析において停止とみなす最小の時間を設定します。速度が[停止とみなす速度]未満の状態がここで設定した時間以上継続した場合に停止とみなして移動時間から除外します。
[高度平均化間隔]
ログ解析において、高度の平均化を行う水平距離を設定します。
一般にGPSの高さ方向の精度は水平方向の精度に比べて劣るため、単純に上昇量を加算すると実際よりかなり大きめに出るのが普通です。これを防ぐため、一定の水平距離ごとに平均化してばらつきを抑えています。間隔を長く取るほどばらつきは少なくなりますが、小さな起伏は無視されます。平均化したくないときは0に設定して下さい。
[プロフィールマップの比率]
プロフィールマップを[自動設定]にした場合の縦横比を設定します。プロフィールマップが[手動設定]の場合は無視されます。
プロフィールマップを[自動設定]にした場合、プロフィールマップの幅はマップの幅とマーカーリストの幅の合計に合わせられますが、高さはプロフィールマップの幅にここで指定した比率を掛けたものになります。
[カメラの時刻を優先]オプション
トラックとデジタルカメラ画像をマッチングさせてウェイポイントを自動作成する際に、ログ側の時刻を使用するか、カメラ側の時刻を使用するかを選択します。チェックを外すとログ側の時刻が使用され、チェックを付けるとカメラ側の時刻が使用されるようになります。
通常はログ側の時刻を使用する設定で問題ありませんが、ログが長時間途切れていた場合には実際の撮影時刻と大きく食い違ってしまうことがあります。このような場合はカメラ側の時刻を優先する設定にすると正しい時刻を表示することができます。
また[ウェイポイントの編集]ダイアログに画像ファイルをドラッグ&ドロップすることにより画像を関連付ける場合、カメラ側の時刻を優先する設定にすれば、時間情報のないログに対してもウェイポイントに時間情報を設定することができます。
[ジオタグ読込を有効]オプション
チェックすると画像を追加した際に埋め込まれている位置情報を読み込んで自動的にウェイポイントを作成します。
[画像の読み込み速度]
サムネイルや出力画像を作成する際の処理速度を指定します。高速側にするほど処理は速くなりますが、画質の劣化を伴う場合があります。最も低速側にすると従来と同じになります。
ウェイポイントにリンクしている画像ソースのサイズが大きいほど高速化の効果が大きくなります。画質の劣化が感じられる場合は速度を低くして下さい。画像ソースのサイズが640x480より小さい場合は最も低速側にして下さい。
[OK]ボタン
設定を確定してダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
設定を破棄してダイアログを閉じます。
[デフォルト]ボタン
設定を初期状態に戻します。